ライトな五右衛門風呂 | 建築随想「仙芳丸航海日誌」
ヤマグチ建築デザイン
ライトな五右衛門風呂
ゴエモンブロ、である。
良く見て欲しい。ゴエモンブロ、である。間違いない。
トトロにも出て来る、あれだ。

筋金入りの五右衛門風呂ユーザーには申し訳ないが、薪は焚いていない。ボタンで「ピッ!」の五右衛門風呂である。製造メーカーに掛け合い、「ああやって、こうやれば、できるでしょ!?」といういつもの私のテキトーな指示に寄り、実現したライトな五右衛門風呂である。6年経つ。



パナソニックが、家電製造をトーンダウンして、住宅設備に力をいれるとの報道が数週間前にあったが、その理由は「儲かるから」で、家電で日本の家庭を変革しようと入社以来励んできた松下の社員は、これからは幸之助大先生の教えなど横において、「カネ」の奴隷となって働くということらしい。経団連の主要企業だから、そうなるのは仕方がないが、原価率の安い商売である住宅設備産業にこれまで以上に力をいれるとのことで、裏を返せば、それだけ、戦後の住宅産業によって、作られた住宅というのが、安い住宅だということがよく分かる事件だった。ぼろい商売である。

タイル貼りではなく、ユニットバスでもなく、別の方式でなんとか楽しいお風呂ライフを実現できないだろうかと考えていたんだけれど、自宅を考える際、未来からやってきたけれど懐かしい感じのする、新感覚の五右衛門風呂を手に入れたのだ。というか、設計した。

その設計思想は、「スレ、スレ、スレート」に書いたことと同様なんだけれど、ハイクラスな技術を使うのではなく、低レベルな技術で、必要十分な機能を満たし、メンテも少なくて済み、おまけに美的にも耐えられるというもので、戦後の住宅産業の延長線上では決して生まれてこない発想でした。

こっちにも、関連記事がありました。
脱産業的住宅の例;モルタル下地のペンキ塗り




 
| 20:53 | comments(0) | - |

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