田舎での活動が意味すること | 建築随想「仙芳丸航海日誌」
ヤマグチ建築デザイン
田舎での活動が意味すること
昨日の夜から、考えている。
一体、自分たちの周りにはだれがいて、だれを対象に活動をしているのか、ということを、改めて考えている。今年の冒頭で言及したように、最近下津井での社会活動に時間を割いているけれど、一体下津井には誰がいるのか、どんな興味を持ちつつ生活しているのか、ということを大雑把&乱暴にまとめてみると、どうやら、三つのグループに集約されるだろう、というところに、朝方至ったのだけれど、その三つは、こんな感じだ。

(地方都市の三大グループ)
  • 地元大好きな「マイルドヤンキー」層
  • 欧米大好きな「団塊の世代」層
  • ゆったりとした生活を持つ大量の「高齢者」層

これは、地方の町であればどこでも当てはまるようなグループ分けだけれど、おそらく平均的地方都市であろう、毎年500人ペースで人口が減っているような児島地区(現人口72,500人)よりも、その三倍の減少率をもつ100人ペースの下津井(現人口5,300人)のほうが、顕著に現れていて、こういった特徴のある地域で活動を行なうことが、他の地域にも参考になるような、そんな成果が得られるはずだと考えています。

これは、「地域おこし協力隊」の活動で有名になっている岡山県北の中山間地域も同じだし、震災で痛手を受けた東北の地域も同じで、共通しているのは、将来の日本の諸都市が直面するであろう社会状況を既に迎えているということなのですが、この三大グループが社会活動を主に引張っていることを、ここ数ヶ月の活動で肌身に感じたところです。

311以降、ちょっとした意識の違い・立場の違いで、互いに言い争い、バラバラになってしまうような、そんな危うい思想基盤しか今の日本人は持っていません。マスコミがウソを言うことは、痛いほど思い知らされましたが、それでもSTAP細胞騒動で注目された小保方さんの記者会見は、マスコミを通じてしか、知り得ないという情けない状況でもあります。
そんな日本の状況の中で、一体ぜんたい、今後の生活はどうあるべきなのか、ということに対する解答を、若い芸術家たちが小さな港町で実験しているところです。
 


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